Archive for the ‘住宅’ Category.

自然素材と暮らそう

私が住んでいる地域は、杉が有名です。そこで新居には、床材、建具、柱、階段、手すりにいたるまでふんだんに地元の杉を使用しました。地元の木材をふんだんに使用したことで木材利用ポイントの補助金があり、お得に家造りを進めることができました。

特に肌が触れることが多い床は、浮造り杉床材にしました。これは、柔らかい部分を磨きながら削ぎ落として木目を浮き上がらせたものです。木目の美しさが際立ちますし、肌触りの良さが高まります。年輪を凹凸で立体的にして足裏を心地よく刺激してくれることでマッサージ効果が得られますし、足裏のツボを刺激してくれるので血行を良くしてくれ冷え症の人も安心して過ごせます。子ども達の偏平足防止や滑り止め効果もあり、心と体を癒してくれる床とも言えます。無垢材なので夏でもサラサラとした肌触りですし、冬はほのかに暖かみを感じられるので一年を通して裸足で過ごしたくなる住まいとなっています。

そして、水廻りスペース以外は、壁には和紙漆喰を使用しました。暖かな肌触りとぬくもりを与えてくれ、それでいながら十分な強度を保ってくれます。化学接着剤や化学塗料を全く使用していないので、とても体にやさしい安全な壁材なのです。これは調湿効果に優れています。室内の水分が多いと吸収してくれ、逆に乾燥していると水分を放出してくれます。一年を通して室内を快適な空間へと導いてくれるのです。素材にこだわって家造りをすることで、室内の快適性を高められるだけでなく、家族の健康もしっかりと守ってくれる住まいとなるのです。

寝室に書斎スペース

男性の多くが住宅に希望するのが、自分の趣味の時間を楽しめるスペースではないでしょうか。私の父は、車やバイクが趣味でガレージを自分の趣味スペースとしてリフォームしました。車やバイクを眺めて、庭の景観を眺めながら食事をしたり、コーヒーを飲んで休憩したり、音楽を聴きながらゆったり過ごしたりできるスペースが広がっています。休日はこのガレージで過ごすことも多く、自慢の自分の居場所となっています。

私の主人が新居に希望したのが、書斎スペースです。主人の趣味はマンガです。漫画をゴロンと横になって読める自分だけのスペースを希望しました。また、仕事を自宅に持ち帰って行うことも多いため、仕事を集中して行えるスペースとして書斎スペースが必要なのです。主人の希望は、家族との繋がりを感じながらも、自分の時間にも集中できる書斎スペースです。そこで広さに余裕のあった寝室に主人の書斎スペースを設けました。子ども達がまだ小さいため寝室で家族みんなで寝ています。子ども達が寝ている横のスペースに書斎スペースを設けているので子ども達の気配を感じながら、持ち帰りの仕事を行えるのです。

寝室と書斎スペースの境には互いの気配が身近に感じられるように程よい高さの腰壁を設けて、空間を緩やかに区切りました。この壁厚を利用して壁面収納を設けることもできました。カウンターも造り付け、パソコンで仕事がしやすくもなっています。ゴロンと横になって漫画を読めるように書斎スペースには畳を敷き詰めました。自分の時間を楽しみながらも家族との繋がりを感じられる書斎スペースととても気に入っています。

吊るしたりカゴに入れよう!

かばんや小物は吊るしましょう。床と天井で突っ張って固定できるネットを使い、S字フックをかけて吊るせる物は全部吊るします。フックはいろいろな形を用意しましょう。ハンガーラックなどにかばんをかけてしまうと、スペースがかなり限られてしまいますが、突っ張り式のネットだとバランスを考えてあちこちに吊るすとたくさん吊るせて、壁際などで場所をとりません。かばんだけではなく帽子やアクセサリー類、ベルトなども掛けましょう。
インテリアの小物も壁に直接ピンで固定して、吊ってしまいます。壁に穴があけられない場合は、突っ張り式の収納家具に透明の収納ケースやコルクボードを付けるとよいでしょう。

一度着たけれど、洗濯するほどではない服は、散らかりがちです。洗濯してある服とは別にしておきたいので、まだ着られる服の場所を作りましょう。
ハンガーラックとは別に、突っ張り式のネットにかけておいてもいいし、ネットに100均で売っている柔らかいカゴをつるして、そこに放り込んでおいてもよいでしょう。床に積みあがる事が防げます。

片づけが苦手な人は、とりあえず入れておく場所を作りましょう。机の上に1つ、突っ張り式のネットにかごを1つという具合です。机の上なら文房具やダイレクトメール、かごなら出かける時に持っていくようなハンカチやティッシュ、かぎなどを入れておくと便利です。これで床などの散らかりは、だいぶ減るでしょう。とりあえず箱に入りきらなくなった時、中身を見て要らない物を処分すれば、毎日片付けていなくても簡単にすっきりして見えます。

家事をラクにする家

家事を行う主婦にとって、家造りで大事なことは家事をいかにラクに、効率よく行えるようにするかということです。

そこで最近では、家事を集中して行える家事専用スペースを設ける家庭も珍しいことではありません。これを配置する場所は、家事の中心であるキッチンと、そのキッチンとよく行き来をする洗面室を繋ぐ形で設けられます。そうすることでキッチンからの家事動線が短く、家事を効率よく行いやすくなります。

ここでは洗濯物を洗う・干す・たたむ・しまうという作業を同じ場所で行えるようにしておくのです。家事を一か所で効率よく行えることで手間だった家事の負担が軽減し、家事の時短を実現でき、今までほとんどなかった自分の時間を確保できるようになるのです。家族との時間や自分の時間を楽しめる住まいは誰もが求めることではないでしょうか。

この家事室の壁一面には大きなクローゼットを造り付けておきます。床から天井までデッドスペースを生むことなく収納スペースを確保することで、家事を行う上で必要な家事用品や家族の下着や衣類などまでしっかりと収納しておくことができます。衣類までここに管理することで着替えるという作業もスムーズに行えるのです。

天井には室内物干しを設け天候に左右されることなく洗濯物を干せるので助かりますし、重たい洗濯物を抱えて移動する手間もないのです。家事の不満を軽減して、家事ラク住まいを目指したいものです。

小さな片付けのコツと片付けない裏ワザ

ゆったり過ごしたいとき、周りの散らかりが気になってくつろげない事があります。でも片付けるのは、しまうことばかりではありません。いつも使う物、続けて作業したい物などは、出してあった方が使いやすいのです。そんな物たちは、部屋のなかで指定場所を決めて、まとめておきましょう。

ちょっとしたケアで印象が変わる
出しておくには、見た目にも気を配りましょう。
 角があるものは、角を揃えておく
 形や色が違う小物は、四角いトレイや器のなかに収める
 積み上げるときは、ひと塊に見えるように積む
その日に使った物、増えた物はその日のうちに指定の場所へ移して、常に見た目を整えておきましょう。

明かりを利用した裏ワザ
天井照明・全体照明は、くつろぎたいとき、和やかに会話を交わしたいときには違和感があり、キャンドルや、温かみのある電球色の明かりの元で過ごしたくなります。明かりは人の心の中にも心地よさを灯す効果があります。

疲れたから片付ける気がしない時には、まず天井の照明を消します。そして、小さなテーブルランプで自分の居場所に決めた所だけを明るく照らし、クリップライトで天井を照らせば、読みかけの本が明るいステージに登場し、積み上がっていた雑誌の山も床に広げた新聞もテーブルの上にあるCDも手紙も全て忘れたくつろぎタイムが始まります。

テーブルやデスクに置くテーブルランプ、床に置くフロアランプ、壁に取りつけるブラケット照明、クリップで挟んで棚板やデスクに固定するクリップライトなどは工事不要です。人の視線は、明るい方に向かって流れ、暗がりの部分には視線も意識も届きません。たまには小さな明かりの力を借りて、日常から離れてみましょう。

横一直線の家事動線

私が家造りの際に注目したのが家事動線です。家事の中心であるキッチンからの動線を横一直線で繋いで各空間を配置したのです。まず一日三度ある食事の支度は、キッチンとダイニングの動線が重要です。キッチンとダイニングを真横に配置しました。キッチンとダイニングを真横に配置することで配膳や食後のお皿下げの際の動線が短くなり、効率良く行えるようになりました。

そして、家族にとってもキッチンという空間が身近に感じられるようになり、積極的にキッチンへ来てはお手伝いをしてくれるようになりました。そして、キッチンとよく行き来を洗面室はキッチン横の通路を挟んだ隣に配置しました。キッチンと洗面室が4、5歩で行き来ができることで同時に2種類の家事が効率よく行えるようになりました。キッチンで食事の支度や食後の片付けをしながら、入浴の事前準備をしたり、洗濯作業を行うことも多いだけにこれらはできるだけ動線を短くして、効率よく行えるようにしておくことで家事の時短が実現できるのです。

そして、洗面室に勝手口を設けてその先に洗濯物干し場を設けました。洗濯を終えた洗濯物は水を含み重くなるだけに、それを抱えて移動する距離は短い方が体に負担がかかりません。洗面室の先に洗濯物干場があることで洗濯物を抱える手間がほとんどなく、移動距離も短いので洗うから干すという作業が効率よく行えます。洗濯物干し場・洗面室・キッチン・ダイニングと横一直線で繋いだことで家事がしやすく行える住まいとなっています。

間取り

家造りを進めるにあたりまず最初に決めることは間取りです。どこに何を配置させるかで住宅の住み心地や暮らしやすさが大きく変わってくるだけに、暮らしをイメージしながら決めたいものです。専業主婦である私が重視したのが家事動線です。家事は365日休みがなく、自分が高齢になった時でも行わなければなりません。毎日の家事を効率よく行え、高齢になった時でも体に負担がかからずスムーズに行えるようにするには家事動線をコンパクトにしておくことがまず第一なのです。

家事の中心はキッチンです。キッチンとよく行き来をするのが洗面室です。そのためキッチンと洗面室はできるだけ近くに配置し、行き来のしやすさを確保しましょう。キッチンで朝食の支度をしながら、洗面室で洗濯をすることもありますし、夕飯の支度をしながら、入浴の事前準備をすることもあります。同時に2種類の家事を行うことも多いので我が家は、キッチンと洗面室を隣接させました。扉一枚で互いの空間を行き来でき、横移動で4、5歩で移動できるので家事のしやすさを実感できます。

また、洗濯機を設置している洗面室と洗濯物干し場の動線も大事です。洗濯は家事の中で体力がいります。重たい洗濯物を抱えて移動しますし、肩を上げて衣類を伸ばしたり、ハンガーにかけたりと動作も多いです。動線が短いことで洗濯物を抱える手間が軽減されますし、衣類を干しやすく動作がしやすい広さや、干しやすいように物干し竿の高さにも注意したいものです。動線に配慮して無駄な動きがない配置で暮らしやすさを実感できる住まいを目指しましょう。

室内用洗濯物干し場

洗濯は毎日行う家事の一つです。洗濯物がしっかり乾かず嫌な臭いがすると次第にストレスを感じてしまうものです。晴れた日洗濯物を干すスペースはしっかり確保して住宅の間取りを考えることでしょう。雨の時や外出して外にずっと洗濯物を干せない時の洗濯物干場もきちんと確保しておくことが家事にストレスを感じることなくスムーズに行う一つのポイントだと思います。

私は室内用の洗濯物干し場は洗濯機を置く洗面脱衣所か二階のホールのどちらかに設けたいと思っています。洗面脱衣所に室内用洗濯物干し場を設けることで洗濯が終わったらそのまま移動することなく洗濯物を干すことが出来ます。家事の時短に繋がり忙しい主婦にとっては家事がしやすいと感じることでしょう。もう一か所の二階のホール部分は多目的に使用できる空間として捉え、室内用洗濯物干し場として活用できるようにポールを脱着できるようにしておきます。そうすると悪天候時はそこに洗濯物を干すことができます。

雨の時だけでなく最近では大気汚染も飛来するので外に洗濯物を干すことに抵抗を抱くことがあります。そんな時でも室内に洗濯物をきちんと干すスペースを確保しておくと便利です。二階のホールに洗濯物を干すことを考えているならば方角を考え日当たりのいい方角にするべきです。また窓を設け室内に干していながら太陽の日差しを浴び、風通りを良くしておくことも大切です。どちらがいいかまだ決めかねていますが、家事動線をしっかりと考え自分に適した方に室内用洗濯物干し場を設けるようにしましょう。

トイレ

トイレは広さに限りのある空間ですが、家族みんなが一日何度も使用する使用頻度の高い空間です。また使用頻度は高いですが、滞在時間は短いという特徴もあります。この特徴を活かした機能性に優れたトイレを設けることで、光熱費の削減に繋がり経済的となるのです。

そこで我が家が注目したのが、瞬間暖房便座です。センサーが人の動きを検知し、使用する時だけ便座を温めます。トイレを使わない時間の保温電力を大幅に抑えることで年間の電気代を約5200円も節約できるのです。また水の使用量も気になるのがトイレです。節水型のトイレは今では当たり前のように普及しています。最近は、超節水型があり、従来のトイレに比べ約71%も節水し、水道代は年間で約14200円もお得になるのです。家庭でできる節水を、世界の水資源の保護やCo2削減に繋げたいものです。

このように光熱費に配慮したトイレを選ぶと同時に、一歩足を踏み入れた時の印象も大事にしたいのがトイレです。トイレは家族の使用頻度が高いだけでなく、家に遊びに来たお客様が使用する機会も意外と多いです。最近ではトイレをスッキリと見せるためにタンクレストイレが普及しています。タンクレストイレを設置することで、トイレ内に手洗いスペースを設けるスタイルが多く取り入れられています。

この手洗いスペースにこだわってみるのもいいと思います。我が家はここにこだわり、住宅のテイストに合わせてアンティーク調のデザインの蛇口や洗面ボウルを取り入れました。手洗いスペース部分には鏡を取り付け、用を足したついでに身だしなみをチェックできるようにしたのです。トイレは家族もお客様も使いやすい空間を目指しましょう。

和室にパソコンスペース

我が家の和室は、リビングを広々と確保しその一角を畳コーナーにしました。普段は建具をオープンにしてリビングの延長として和室を利用できるようにしました。そしていざという時は和室を個室としても利用できるようにしたのです。

この和室は私の仕事スペースとして利用できるようにしました。私は家事や育児の合間の時間を利用し、自宅でパソコンを使って仕事をしています。今まではパソコンスペースがなかったため、ダイニングテーブルでパソコンを使用していました。しかし食事をする度に片付けなくてはいけませんし、食事をするスペースと仕事をするスペースが同じというのも抵抗を感じていました。

和室は子どもの遊び場としても重宝していますし、昼寝をした時にも利用しています。LDKと一体化した和室であるので、キッチンで家事をしながらでも和室にまで目が届くので家事と育児の両立がしやすいのです。その和室に私のパソコンスペースを設けました。カウンターを造り付け、パソコンを長時間しても体に負担がかからないように足をゆったりと伸ばせるように、和室を小上がりにして高さを設けたのです。高さを設けたことで足をゆったりと伸ばせてパソコンができますし、畳下に生まれるデッドスペースを収納スペースとしても利用できています。カウンターのサイドにはオープン棚を設けています。仕事の書類や本などを生理するにはピッタリです。

和室と言っていますが、どちらかというと洋風空間と調和の取れた畳スペースと言った印象です。子どもが昼寝をしている横でパソコンで仕事ができるので安心できますし、いざという時は建具で仕切って個室で仕事ができるので便利なのです。和室の活用法をより充実させてみてほしいと思います。